文章を書くことが好きなので評論家として「物」の持つ本質を自分なりに解き明かす行為として、レビューを書き続けます。サービス、ウェブサイト、商品、地域など、色々な紹介が出来たらと思っています。






罪と罰
宮崎勤死刑囚が、本日6月17日、死刑執行となった。

異常犯罪で死刑判決が下ったのは10年前。
検証の過程で、死刑確定が出たのが約2年前とのこと。
異例のスピードでの死刑執行。

彼を殺す必要は、社会にあったのだろうか?

関わった人、関わりの無い人で、
まるで違う答えが出るに違いない事件。

死刑。この方法が正しいのか。
きっと人類は問い続けるに違いない。
ある時は、その効力に喝采し、
ある時は、残酷な成り行きに目をそむける。

死刑執行となっても、
まるでひとごとのようにしていたと伝えられる、
宮崎勤死刑囚の最期。

彼にとって執行猶予の時間は、
どんな時間だったのだろう。
夢うつつに過ぎていった時間。
自分と向き合うということは、
何も彼に限ったことではなく、
本当は私たちにも同じことが求められる。

私たちが生きていくということは、
いったいどういうことなのだろう。

正しい生き方。正しい道。正しい選択。

本当にそんなものがあるのかさえ不安になる。
命は人の都合でどうにでもなるものだったろうか?
意識は、精神は、志は?

考えてもきりがない。
きっとそこに答えはなく、
今私たちが悩み続ける死刑制度でさえ、
今は仮にそうしているに過ぎないのだ。

事件で亡くなった方や、そこに関わる人たち。
宮崎勤さんに関わった人たち。
生涯問い続けることだろう。
たとえ、そこに答がなくとも。

多くの心を痛めた人たち。
明日の為に、今日を越えていきましょう。